宇治茶と静岡茶の違いって何?
我々の生活と共にある緑茶ですが、そういえばよく知らない事って 結構ありますよね。
今日は宇治茶と 静岡茶の違いについて 調べてみたいと思います。
「色は静岡 香りは宇治」。確かに飲んでみるとその通り。 宇治茶のふんわりと爽やかな香りは、幸せな気持ちを運んでくれます。
きっとそれぞれに特別なお茶の木があるに違いない!! と調べてみると、意外にも 日本で育てられている茶葉の80%は「やぶきた」という品種。 同じ種類のお茶の木なんですね。
静岡茶と宇治茶、最大の違いは 蒸し時間。 宇治茶は茶葉を蒸す時間が短く、静岡茶は 宇治茶に比べると蒸し時間が倍ほども長いそうです。
確かに! "深蒸し茶"って聞きますよね。
蒸し時間の長い静岡茶は、蒸す工程の間に葉っぱがちぎれたり崩れたりするので 茶葉が細く、 濃い緑色の お茶になります。
対して宇治茶は 茶葉が大きく、 澄んだ黄金色の お茶になります。
味も、茶葉の細かい静岡茶は、濃くて 苦味も 味も風味どっしりしたお茶になり、 宇治茶は渋みが少なく 甘味が強く 香り高い 上品な味わいになるそうです。
同じ緑茶といってもその土地その土地で 様々な風味や楽しみ方があるんですね。 普段、静岡茶を飲んでいる方も 鹿児島茶を飲んでいる方も、京都奈良へお越しの際には、是非 急須で入れた 美味しい宇治茶を 飲んでみてください。
古都に愛された 上品なお茶の香りは、 忘れられない思い出になりますよ。
𠮷田園茶舗
https://yosidaen.amebaownd.com
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